1.好きな本を持ち寄る! 2.1人5分間ずつ熱く語る! 3.参加者・観戦者の投票で「チャンプ本」を決定 というライブ書評ゲーム「ビブリオバトル」を信州に広めるため、信州大学を拠点に活動しています。
2015年10月26日月曜日
10/17 ビブリオバトルレポート@光芒祭
こんにちは。原です。
今回は10月17日に光芒祭にて行われたビブリオバトルのレポートを私、原がお届けします。
光芒 祭とは信州大学の長野市工学部キャンパスにて行われる、信州大学工学部の文化祭のことで、当日はオープンキャンパスも行われます。この光芒祭では去年度か ら、工学部図書館の企画としてビブリオバトルが行われており、光芒祭でのビブリオバトルの開催は今年度で2回目です。
当日のビブリオバトルでは20名前後の方が来てくださいました。今回の発表者は4人でした。
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①V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』
トップバッターは私が務めました。この本は「ぼくらの学校」でのビブリオバトルで紹介した本です。この本は人の脳が起こす不思議な現象について書かれた本で、脳科学ブームの走りとなった本の一つです。脳が引き起こす奇妙な神経症や精神病を題材に、人間の脳の不思議さの一端に触れることができる本です。
②太宰治『斜陽』
二番手はビブリオバトル信州の村上さん。
紹介してくださったのは太宰治の『斜陽』。
舞台は戦後、華族制度が廃止された直後の日本です。
この小説で描かれているのは元貴族の没落という滅びの物語です。
滅びの中にある美しさを感じさせる作品だそうです。
③KAZUYA『日本人が知っておくべき戦争の話』
三番手は某研究室のNさん。
アヘン戦争から太平洋戦争までの日本が関わった戦争の話が書かれた本で、
歴史の教科書に書かれていない戦争の話が書かれているそうです。
戦後70年の今年にこの本を読んで政治を身近に感じるのもよいかもしれません。
④東野圭吾『探偵ガリレオ』
トリは工学部のつきいちビブリオバトルにいつも参加してくださっている浅野さんが務めてくださいました。
紹介してくださったのは東野圭吾氏の『探偵ガリレオ』。
これは福山雅治さん主演でドラマ化もされている作品ですね。
浅野さんは「爆ぜる」という話がおすすめだそうです。
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以上の4冊の中からチャンプ本に選ばれたのは、
V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』でした。
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去年の光芒祭と同じく多くの方がビブリオバトルに来てくださり、活気のあるバトルでした。
光芒祭でのビブリオバトルがこれからも続いていけばよいなと思います。
以上で光芒祭でのビブリオバトルのレポートを終わらせていただきます。ありがとうございました。
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