2016年12月7日水曜日

11/25 ビブリオバトルレポート@信州大学工学部図書館

ビブリオバトル信州の原です。
今回は11月25日に信州大学工学部図書館で行われたつきいちビブリオバトルのレポートをお送りいたします。

碇 義朗 「スカイラインに賭けた男たち」
一番手は毎回参加してくださっている環境機能工学科の方。
日産自動車が生んだ名車スカイラインはいかに生まれたのかが綴られた本であるそうです。
ポルシェとスカイラインがレースで対戦したことがあり、その対戦がスカイラインを一躍有名にしたという話は初めて知りました。
                    
大崎 善生 「聖の青春」
二番手は土木工学科の方。
この本は夭折した天才棋士、村山聖を題材としたノンフィクション小説です。
村山聖は羽生善治と競い合った天才的な棋士で、村山棋士の将棋への情熱が感じられる小説だそうです。
2016年11月19日に映画も公開されているようです。
                    
モリー・グプティル・マニング 「戦地の図書館」
三番手は浅野さんが務めました。
第二次大戦中、ナチスドイツは意に沿わない書物を大量に焼却処分しました。
それに対し、アメリカは戦地にいる兵士のために、「兵隊文庫」と呼ばれる、ペーパーバックを送ります。この本はアメリカが行ったこの書物送付事業を歴史と共に追っていく本だそうです。
                    
シャノン ヘイル 「ふたりのプリンセス」
四番手は一般の方で、光芒祭のビブリオバトルを見に来てくださった方。
その名の通り二人のプリンセスが登場する小説です。
児童向けの小説ですが、怒涛の展開の連続で、
大人も楽しめる小説だそうです。 
                    
⑤トーマス・トウェイツ 「ゼロからトースター作ってみた結果」
最後を私、原が務めました。
この本はゼロからトースターを作ろうとした、トースタープロジェクトの全過程が書かれた本です。
「ゼロ」からというのは原材料から作ることを意味しており、著者は鉄は銅、プラスチックまでも自作しようと七転八倒します。その過程が面白いため、興味のある方はお手に取ってみてください。

今回のビブリオバトルでチャンプ本を獲得したのは、
ゼロからトースター作ってみた結果』でした。
以上、原によるビブリオバトルレポートでした。



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