2017年1月19日木曜日

1/19 ビブリオバトルレポート@信州大学工学部図書館

あけましておめでとうございます。
ビブリオバトル信州の原です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月19日に信州大学工学部図書館で行われたつきいちビブリオバトルの模様をレポートいたします。信州大学工学部図書館では毎月1回ビブリオバトルが開催されています(http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/engineering/use/bibliobattle.html)。

折原 一グランドマンション
一番手は毎回参加してくださっている工学部2年生の方。
この本は短編のミステリ小説集だそうです。全6つの話が入っています。
ミステリ小説に求められる逼迫した状況と、それに対するどんでん返しがうまく盛り込まれた小説であるそうです。
「心の旅路」という短編がおすすめだそうです。

西川 恵著知られざる皇室外交
二番手は浅野さん。
皇室の外交活動について書かれた新書を紹介してくださいました。
政治から離れた存在である皇室。
この本によると、皇室には他国の王室にはない特殊性があるそうで、
この本で初めて知ったことも多かったそうです。

③西餅著『ハルロック
三番手は、原が務めました。
今回私が紹介したのは電子工作マンガです。
主人公の向坂晴の趣味は電子工作。
幼少期にドライバーでなんでも分解していた彼女は、高校時代に電子工作に目覚めます。時折、彼女が電子工作で行った発明がトラブルを起こしたり...。
そんな電子工作ライフをエンジョイしている彼女の生活が描かれたマンガです。

④マシュー グッドマン著『ヴェルヌの八十日間世界一周に挑む 
トリは社会人の方が務めてくださいました。
ヴェルヌの「八十日間世界一周」という近未来SF小説では「八十日間で世界を一周することが可能になるだろう」というヴェルヌの予言が描かれていました。
この本はヴェルヌの「八十日間世界一周」をなぞり、19世紀に実際に八十日間で世界一周に挑んだ女性記者を描いたノンフィクション作品だそうです。この企画に挑戦した記者は二人の女性記者で、それぞれ異なるルートで世界一周に挑みます。
旅路の描写だけでなく、二人の女性記者のその後の対照的な人生に面白さがあるそうです。

上記の本の中から今回チャンプ本に選ばれたのは
 ヴェルヌの八十日間世界一周に挑む
でした

以上、原によるビブリオバトルレポートでした。




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