2015年8月8日土曜日

8/7 ビブリオバトルレポート@信大工学部図書館

ビブリオバトル信州の村上です。
前回のレポート投稿からあまり日が経っていませんが、今回もレポートを投稿です!
今週はなんと3回もビブリオバトルが企画されているため、うれしい悲鳴を上げております。

今回は8月7日に信大の工学部図書館で行われたつきいちビブリオバトルのレポートです。
前回で開催1周年を迎えたつきいちビブリオバトルですが、今回は初のシバリ導入!
発表する本はマンガオンリーというものでした。

今回の発表者は3人、観戦のみの方が3人で合計6人でのバトルとなりました。

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① 岩原裕二 『ディメンションW』

トップバッターを務めてくれたのは、本の紹介は初めてとなる池田さん。
紹介してくれたマンガは、60年後の未来を描いたSFアクションである『ディメンションW』。
新たに発見された新次元「W」から電気エネルギーのみを取り出し、
それをコイルに貯めて生活に役立てている世界ですが、そのコイルを悪用しようと考える人が現れます。
そんな悪用されたコイルを回収する、1人の人間と1体のアンドロイドのお話です。
紹介によると、作者の頭の中はどうなっているんだと思わせるほどに設定が作り込まれているらしいです。
まつもと一箱古本市のこともあり、SFにはとても興味を引かれます。是非読んでみたい!

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② 朔ユキ蔵 『お慕い申し上げます』

続いては私村上による発表。
紹介したマンガは「お寺系ラブストーリー」がキャッチコピーの『お慕い申し上げます』。
朔ユキ蔵さんの「日本におけるお坊さんとは何だろう」という問いから出来た作品です。
主人公の清玄は立派なお坊さんになることが目標ですが、いつも欲望(主に色欲)に負けてばかり。
はたして彼は立派なお坊さんになるという目標を実現できるのでしょうか!?
お坊さんがテーマなので寺、葬式、墓といったものにも触れることになるのですが、
これらはなかなか自分が考える機会を持たないものです。
お盆も近いので、ちょっとそれらの意味を考えてみませんか?ということで紹介させてもらいました。

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③ ほしよりこ 『逢沢りく』

最後は横川さんによる紹介。
紹介してくれたのは絵のタッチが独特な『逢沢りく』。
中身を見てみると絵と文字が鉛筆で描いたような絵をしていました。
他の作品でもこのタッチは変わらないようで、ほしよりこさんの哲学を感じさせてくれます。
主人公は14歳のクール美女、特技は嘘泣きという「逢沢りく」。
幸せなんだけど、自分の生活がなんだかひんやりしていると感じている彼女。
そんな彼女がある日、関西のお家に預けられることになります。
この環境の変化が彼女にどんな影響をもたらすのか…気になるところです!

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以上3名による発表でみごとチャンプ本に選ばれたのは…


岩原裕二 『ディメンションW』 でした!
発表者としては初参加の池田さん、お見事です!

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初のシバリ導入でしたが、マンガ一色のバトルというのもおもしろかったです。
いつか松本でもシバリを設けてバトルできれば楽しそうですねー。

ところで、各地で全国大学ビブリオバトル2015の予選会が開催されております。
工学部図書館では工学部の文化祭である光芒祭(10月17日)に合わせて開催予定とのことです。
発表者を絶賛受付中とのことだったので、是非申し込んでみてはいかがでしょうか!?

以上、村上によるビブリオバトルレポートでした!



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