こんにちは。ビブリオ信州のKです。遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もビブリオ信州をよろしくお願いします。
更新が滞り申し訳ありません。きょうはブログ書評です。
今日紹介させていただく本は、三笠書房から出ている「知れば知るほど面白い日本語のマルトク雑学」です。
先日、学習指導要項改訂についての報道がありました。特に英語教育の強化がポイントになるそうです。英語が使えないとこの社会を生き抜くのは難しいでしょう。しかし普段使っている「日本語」をおろそかにすることはできません。母語と外国語、どちらに重みを置けばいいのだろうと思っていたところ、この本のことを思い出しました。
本についての紹介ですが、知っていそうで実はあいまいに覚えている単語の解説や成り立ちが示されています。どこからでも読めます。ちょっとした空き時間にもお勧めです。
たとえば「そっぽを向く」という言葉がありますね。この「そっぽ」ってどこなのでしょうか。
この「そっぽ」を漢字で書くと「外方」となり、武士の放った矢が想定外の方向へ飛んで行ったときに使われていたそうです(なかなか恐ろしいですね…)。僕もこの本を読むまでは何の違和感もなく使っていた言葉ですが、実はこんな成り立ちがあったのです。
…といったように、1つの言葉についてだいたい1ページほどにまとめられています。正直なところを言ってしまうと、この知識を知らなくても生きていけるんです。でも知るとちょっと得した気になりますよね。誰かに教えたくなりますよね。そのなかで、日本語の面白さを感じ取ってもらえたらなあと思います。普段何気なく使っている言葉にも、実は面白い意味が隠されているのです。
今回は日本語についての本を紹介させていただきました。ですが、このブログを読んでいる皆さん、日本語のみならず外国語の勉強もしっかりやりましょう(笑)
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