2013年8月24日土曜日

ブログ書評第13回「エースの覚悟」

こんばんは。ビブリオ信州のKです。突然ですが、皆さんは野球はお好きでしょうか。僕は大の野球ファンであります。毎週金曜日になるたびに楽天イーグルス・田中将大投手の活躍を聞き、彼の偉大さに驚いているところです。
今日はその野球にまつわる本を紹介させていただきます。広島カープの前田健太選手が書かれた「エースの覚悟」(光文社新書)です。3月のWBC(ワールドベースボールクラシック)での活躍は記憶に新しいところですね。この本は一度ゼミ内のビブリオバトルで紹介した本なのですが、ここで改めて紹介したいと思います。
この本には前田選手の「本当のエースを目指し、努力する自分の姿をしってほしい」という思いが込めれらています。
球界を代表するエースと、しがない大学生。一見すると共通点がないように思われますが、この本には共感する点、参考にしたい点がが多々あります。その中から幾つか紹介したいと思います。

・プロでも練習すれば伸びる
練習はやればやっただけうまくなる。日本のエースがそう言うのです。何も野球に限定された話ではありません。日常生活の中でもそうでしょう。勉強だってやればやればやっただけ身につく。この年になっても努力の大切さについて考えさせられます。

・最大の敵はネガティブ思考
生きていればいやなこともあります。思い通りにいかないこともあるでしょう。結果が出ないときにいかに前向きに捉えられるかが、その後の結果を左右するのだそうです。前田選手はなかなか結果がでなくてもポジティブに考えることで、その後の良い結果につながったそうです。自分も大学生活の中でなかなか思い通りにことを進められず苦労したことがありますが、この前向きな考え方は本当に参考になります。

…本当はもっと挙げていきたいのですが、それだときりがなくなってしまうので(笑)、この辺で抑えておきます。プロになるまでの生い立ちや同年代同士でのつながりなど、普段はあまり聞くことのできない興味深いお話も満載です。
野球好きな方にもそうでない方にも、おすすめの一冊です。ぜひ読んでみてください。

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