2016年5月31日火曜日

5/23 ビブリオバトルレポート@信州大学工学部図書館

こんにちは。
ビブリオバトル信州の原です。
5/23(月)に信州大学工学部図書館で行われたつきいちビブリオバトルをレポートします。

                    

① 茂木健一郎 『頭は「本の読み方」で磨かれる』
一番手は初参加の方。
読書に秘められた力を引き出すような読み方が書かれた本であるそうです。
他にも私が意識したこともない読み方が載っていそうです。

                    

② 三森ゆりか 『外国語で発想するための日本語レッスン』
二番手は私、原が務めました。
この本は2年前に読んだ本なのですが、研究室で資料を作ることが多くなり、自分の日本語が気になるようになり読み返しました。
タイトルに外国語とありますが、内容はいかに日本語を分析的に読むかというものです。
例を挙げると、本書の中で童謡「たき火」を分析的に読解しています。

                    

③ 藻谷浩介 『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』
三番手は浅野さん。
題名の里山資本主義とはお金のみに依存しない経済システムを指すことばであるそうです。
例としては、オーストリアの行政による森林マスター制度の構築や廃材を再利用したペレット燃料の作成などが記述されているようです。


                    

④ 馬場錬成 『大村智 - 2億人を病魔から守った化学者』
トリを務めたのは図書館職員の方。
2015年ノーベル生理学・医学賞受賞者の大村智さんの伝記を紹介してくださいました。
大村さんは型破りな人物で、夜学の高校教師から研究者になったという経歴からして面白い。



                    

以上4人による紹介でチャンプ本に選ばれたのは…
馬場錬成 『大村智 - 2億人を病魔から守った化学者』 でした!
以上、原によるビブリオバトルレポートでした!


2016年5月28日土曜日

4/21 ビブリオバトルレポート@信州大学工学部図書館

こんにちは。ビブリオバトル信州の原です。
更新がすっかり遅れてしまいました。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は4月21日に信州大学工学部図書館で行われたビブリオバトルをレポートします。

                    

渡波 郁 『CPUの創り方』

トップバッターは私、原が務めました。
この本はCPUをIC10個で自作するという挑戦的な本です。
表紙の女の子が軟派な印象を与えますが、CPUがどうやって計算や処理をしているかを突っ込んで説明している硬派な本です。
「CPUって何?」という人でも一通り読めば、自作できるようになります。




                    

② 結城 浩 『数学ガール』
次鋒を務めてくれたのは、浅野さんです。
数学ガールは高校生たちが数学を楽しんで行うという内容の理工書。
浅野さんが紹介してくれたのは数学ガールの漫画版でした。
いろいろな数学の内容をキャラクターといっしょに楽しむことができるそうです。

                    

③ 星新一 『きまぐれロボット』
最後を務めたのは図書館職員の方。
星新一の短編集の一つである「きまぐれロボット」を紹介してくれました。
星新一独特の皮肉の効いた短編が楽しめます。


                    

以上3人による紹介でチャンプ本に選ばれたのは…
星新一 『気まぐれロボット』 でした!
以上、原によるビブリオバトルレポートでした!