おひさしぶりです、今回ブログを書かせていただく近藤です。ブログ書評もこの度で第30回ということですが、今回紹介させていただく本にも30という数字が偶然にも入っております。
タイトルはズバリ、『世界をひとりで歩いてみた 女30にして旅に目覚める』です。著者はタレントの眞鍋かをりさんで、祥伝社から出版されています
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、彼女の趣味のひとつに、「一人海外旅行」というのがあります。それも殆どがノープランで、思い立ったが吉日とばかりに、その日のうちにふらっと海外へ行ってしまうそうです。
「自分探しの旅」という言葉がありますが、眞鍋さんが旅をする理由はそこでは無いそうです。
彼女が感じているのは「今までの自分とは少し違った自分になれる」ということであり、そこに楽しさを感じてひとり旅を何度もされているのだそうです。
私事ながら、僕も一人で旅をすることが好きでして、海外とまではいきませんが、日本国内でいろいろな所へカバンとカメラを携えて行くことがあります。その旅先で出会った人との交流や、トラブルに遭うことで、少しだけ違う自分になるというのはとても共感できます。国内でさえそう感じるのだから、海外となればより一層その感情は強くなるのでしょう。
眞鍋さんが30歳にして初めての「ひとり旅」をしてからこの本を出版されるまでの間に、彼女がプライベートで訪れた国は14ヶ国に上るそうです。この本では、そのなかでも数か国に絞って、彼女の体験が綴られています。
この本を読んで、僕は「海外へひとりで行くのもおもしろそうだな」と感じました。僕は英語も達者ではありませんし、コミュニケーション能力も高い方ではありません。それでも「行きたい」と思わせてくれるくらい、海外ひとり旅の魅力が語られている一冊です。ひとり旅をしたことのない方も、この本を手に取り、そしてひとり旅へ出かけてみませんか?
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