2017年12月5日火曜日

11/19 ビブリオバトルレポート@Mウイング 地区決戦

こんにちは。
ビブリオバトル信州の一之瀬です。
11/19(日)に松本市Mウイングで行われた全国大学ビブリオバトル2017~首都決戦~の
地区決戦でのビブリオバトルのレポートをします。

①板垣巴留著『BEASTARS』
一番手は都留文科大学の佐々木さんです。
舞台は人間の代わりに動物たちが進化した世界で、動物たちはそれぞれの習性を受け継いでいるそうです。そのこともあり、この世界で一番大きな問題となっているのが、肉食動物と草食動物の共存問題だそうです。また、肉食動物が草食動物を食べることが法律によって禁じられているため、肉食動物は豆でたんぱく質を補給しているそうです。

②新将命著『働き方の教科書』
二番手は浅野先輩です。
この本の特徴はモチベーションの維持の仕方、自分にとっての師を見つけること、意識と態度についてなどについて述べられているそうです。
また、この本はモチベーションなどの精神論的な面で就活に役立つそうです。
浅野先輩にとって一番心に残った部分は、運というものを仕事に対して解釈したところだそうです。

③飯倉章著『第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち』
最後は倉又君です。
日本であまり話題として挙がらない第一次世界大戦について書かれている本で、普通は民衆の目線から歴史をかえりみますが、この本では指導者の目線から歴史を顧みているそうです。また、タイトルにもあるように諷刺画からも学び取ることが出来るそうです。
この著者の方は、日本が他国からどのように見られていたかをよく執筆しているそうです。

上記の本の中からチャンプ本として選ばれたのが
『第一次世界大戦史 諷刺画とともに見る指導者たち』でした。

倉又君、首都での本選頑張ってきてください!

以上、一之瀬による11/19ビブリオバトルレポートでした。

2017年11月14日火曜日

全国大学ビブリオバトル2017 首都決戦 中部地区 地区決戦の開催

11月19日(日)の14:00より全国大学ビブリオバトル2017 首都決戦 中部ブロックの地区決戦が開催されます。
今回は松本市のMウイングで行われます。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。

尚、全国大学ビブリオバトル2017についてご存知でない方のために、全国大学ビブリオバトルについての説明を以下に示しますので、ご参考にして頂ければ幸いです。

まず、ビブリオバトルとは、バトラー(本を紹介する人)が自分のおすすめする本を持ち寄り、その本について5分間語り、最も読みたくなった本を投票により決めるというゲームであり、
全国大学ビブリオバトルは、2010年から続く大学生のためのビブリオバトルの祭典です。
もっと全国大学ビブリオバトルについて知りたい方は、全国大学ビブリオバトルの公式サイトをご覧ください。

全国大学ビブリオバトル公式サイト:http://zenkoku.bibliobattle.jp/

2017年10月10日火曜日

10/8 高校生ビブリオバトルレポート@レイクウォーク岡谷

こんにちは。
ビブリオバトル信州の一之瀬です。
10/8(日)に岡谷市のレイクウォーク岡谷にて行われた高校生ビブリオバトルのレポートをします。


紅玉 いづき『サエズリ図書館のワルツさん 
一番手は、小河原君が務めました。
この本では石油のような資源がなく、別のエネルギーを取り合い、国同士の対立が起きており
その世界でのOLさん、母親、会社員、ワルツさんの4人の視点で描かれているそうです。
また、この話は決してありえないことでなく
将来体験する可能性のある世界でもあるとおっしゃっていました。


②山本 美香著 『戦争を取材する 子どもたちは何を体験したのか
二番手は、宮原さんが務めました。
日本に住む私たちは争いの無い平和な世界に生きていますが、
世界中では様々な場所で争いが起きています。
著者である山本美香さんは紛争を取材するジャーナリストで紛争地で暮らす
子どもたちにスポットを当てており、そのことについて
この本には綴られているそうです。


③樫木 祐人著 『ハクメイとミコチ
三番手は、花岡さんが務めました。
ハクメイはお日様のような笑顔、ミコチは落ち着いていてしっかりしているが時々おちゃめという
性格が正反対な2人のこびとの暖かい日常が描かれている本だそうです。
人間は出てきませんが、他にも吟遊詩人や謎めいた科学者のこびともおり、
みんな穏やかに暮らしているそうです。
もともと読みきりだったこともあり、1話読み切りの話が多いそうです。


④星野 源著 『そして生活はつづく
四番手は、千野さんが務めました。
この本は、普段はミュージシャンや俳優など多彩な才能をもつ星野源さんの普段の姿からは
想像もつかない日常を綴ったものだそうです。
この本を例えるなら卵かけごはんの醤油のようなかけなくてもいいが
かけた方がより良くなる、そんな存在のような本だそうです。



上記の本の中からチャンプ本として選ばれたのが
ハクメイとミコチでした。

以上、一之瀬による10/8 ビブリオバトルレポートでした。











2017年10月9日月曜日

10/8 ビブリオバトルレポート@レイクウォーク岡谷

こんにちは。
ビブリオバトル信州の一之瀬です。
10/8(日)に岡谷市のレイクウォーク岡谷にて行われた全国大学ビブリオバトル第一回地区予選ビブリオバトルのレポートをします。


松岡 修造『応援する力 
一番手は、私一之瀬が務めました。
「日本一熱い男」と言われて真っ先に浮かぶ人物である松岡修造さんが
自身の応援人生とともに応援のもつ力について書いた本です。
この本は4章に分かれており、3章では応援することが難しい身近な人に対しての
応援について、4章では自分自身に応援をする際にどうすれば良いのかということ等が書かれています。


②三秋 縋著 『三日間の幸福
二番手は、谷先輩が務めました。
この本の世界では、自身の”寿命”を人それぞれで異なる値段で売る事ができます。
主人公は自身の寿命を売り、お金を得て残りの生活を奔走します。
その主人公をミヤギという女性が監視をします。
谷先輩自身がもし、この世界にいったらお金次第では寿命を売ってしまうかもしれない...とのことです。


③藻谷 浩介著 『デフレの正体 -経済は「人口の波」で動く
三番手は、浅野先輩が務めました。
浅野先輩がこの本を手に取ったきっかけは経済学の授業を受けていた際に
教師から教えていただいたそうです。
この本では様々な現代の経済のことについて書かれているそうです。
また、表とデータベースで経済を学べるため、あらかじめ経済学を学んでいないと
読みづらいということは無いそうです。


④米澤 穂信著 『ボトルネック
四番手は、原先輩が務めました。
2年前、主人公が恋人を無くし、その悲しみから東尋坊へ。花を手向けたら
何かに吸い込まれるように崖へと主人公は飛び込みます。主人公が気が付くとなぜか自分の町に。
自分の家に行ってみると主人公の知らない女性がそこにいます。
主人公はその女性と共に自分の元いた世界に戻ろうとしていく話だそうです。


⑤飯倉 章著『第一次世界大戦史 -風刺画とともに見る指導者たち』最後の五番手は、倉又君が務めました。
この本では日露、日中に比べて日本での犠牲者が少ないからか印象が薄くなりがちな第一次世界大戦に
ついてその時代の諷刺画から通じて知ることが出来る本だそうです。
また、他の本では国民目線での戦争が書かれているが、この本では
指導者の立場から書かれているそうです。




上記の本の中からチャンプ本として選ばれたのが
ボトルネックでした。

以上、一之瀬による10/8 ビブリオバトルレポートでした。












2017年6月11日日曜日

6/10 ビブリオバトルレポート@安曇野市中央図書館

こんにちは。
ビブリオバトル信州の浅野です。
6/10(土)に安曇野市中央図書館にて行われたビブリオバトルのレポートします。

三秋 『君が電話をかけていた場所 
一番手は、工学部の三年生の方です。
顔の右半分にあざを持つ主人公は、密かにある女性に恋心を抱いていたが、あざという
コンプレックスの為にその想いを内に抑えて込んでいた。そんな中とある女性から「賭け
をしませんか?」という電話がかかってきた。その内容が、あざを消してみた上で想い
の女性の心を射止める事が出来ればあなたの勝ちというものだった。そんな主人公の恋を
描いた恋愛小説だそうです。

②西川 恵著 『知られざる皇室外交
二番手は、私浅野が務めました。
戦後から現代に至るまで、普段では語られない皇室外交の影での影響や諸外国では、まず
考えられないどの国にも平等にもてなすというルールのもと宮中晩餐会では最高級のフラ
ンスワインを提供するといった意外なエピソードがたくさん盛り込まれています。

③橘 みのり著 『トマトが野菜になった日
三番手は、工学部二年生の方です。
かつては、毒草として人々を苦しめたとされるトマトが世界一の野菜と呼称されるまでに
至った歴史についてを描いた本だそうです。その他トマトは「黄金のリンゴ」とも呼ばれ
るそうですが、その所以等のエピソード等も綴られているそうです。

④山口 雅也著 『生ける屍の死
最後四番手は、原さんが務めました。
アメリカのとある町を舞台にしたミステリー小説で、死人が生き返るという世界という普
段のミステリでは考えられない設定が取り入れられている点が最大の特徴だそうです。主
人公も一度犯人に殺されいるという設定であり、その犯人を追っていくストーリだそうです。




上記の本の中からチャンプ本として選ばれたのが
君が電話をかけていた場所』, 『トマトが野菜になった日のダブルチャンプでした。

以上、浅野による6/10 ビブリオバトルレポートでした。












2017年5月20日土曜日

5/18 ビブリオバトルレポート@信州大学工学部図書館

こんにちは。
ビブリオバトル信州の一之瀬です。
5/18に行われたつきいちビブリオバトルをレポートします。

①田崎晴明著『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識
一番手は、原先輩が務めました。
この本は物理学者の方が書いているそうです。単位の大きさがいまいち把握できない「シーベルト」等のことについて中学生でも読める内容になっているそうです。また、特徴として孫引きをしないように書かれているそうです。この本はPDFで全文公開されているので、本を購入しなくても読むことが出来るそうです。

②村山由佳著 『アダルト・エデュケーション
二番手は、谷先輩が務めました。
この本は、女性向け雑誌の「ジンジャー」に掲載されていた12の短編から構成されています。ジンジャーが20代後半から30代前半の女性に向けてのものなので大人向けな話になっているそうです。中でも、官能的なシーンが緻密に綴られているそうです。読む時はぜひ、一人で読んでいただきたいそうです。

③美影サカス著 『イマドキ・エジプト神
三番手は、私、一之瀬が務めました。
この本はタイトルのように、現代にエジプトの神々が現れ、生活をしていきます。
4コマ漫画なので、時間がない時でも読むことが出来ます。
ちなみに、エジプト審は一部の神を除いて喋らず、行動で感情を表現しています。

④シュウ・エジマ著 『クイック・ドロウ』
四番手は、黒岩さんが務めました。
この本は、頭の中で情報の書き換えをすごくする書き方で文章が綴られているそうです。本の中で色々な映画が取り上げられるそうなので、映画の知識があるとさらに深く楽しめるようです。また、この本の題名は、映画で存在するクイック・ドロウ(早撃ち)とはまったく異なる意味だそうです。


上記の本の中からチャンプ本として選ばれたのが
『イマドキ・エジプト神』です。
以上 一之瀬による5/18 ビブリオバトルレポートでした。



2017年4月22日土曜日

4/22 ビブリオバトルレポート@信州大学中央図書館

こんにちは。
ビブリオバトル信州の一之瀬です。
4/22に行われた「春の新歓スペシャル!」をレポートします。

①野口恵子著『失礼な敬語 誤用例から学ぶ、正しい使い方
一番手は、私一之瀬が務めました。
この本はいくつかの章に分かれており、自分の気になるトピックから読み進めることが可能です。日常会話でよく聞く「こちらの商品は2500円になります」や「800円のお返しになります」も実は間違った敬語の使い方であったことがこの本を読むと明らかになります。目上の方と接する機会の多い方は読んでみてはいかがでしょうか。

②貴志祐介著 『極悪鳥になる夢を見る
二番手は、倉又君が務めました。
この本は、『新世界より』や『悪の教典』の作者として知られている貴志祐介さんのエッセイ集です。貴志祐介さんが普段どのような生活をされているのか、様々な作品を執筆した際に考えていたことが綴られているそうです。また、貴志祐介さんは登場人物の名前にも凝るそうです。

③いけだたかし著 『34歳無職さん
三番手は、原先輩が務めました。
この本の主人公はあることから、1年間無職で生活をし始めるそうです。巻を進めていくと主人公には実は娘がいたり、なぜ主人公が無職生活を始めたのかが明らかになっていくそうです。
一番インパクトのあった話は、主人公がほぼ一日寝たまま過ごし、一言も言葉を発せずにその回が終了してしまうものだそうです。

④坂元宇一郎著 『琉球王朝の謎99』
四番手は、浅野先輩が務めました。
この本では、沖縄(琉球)に関する99の謎について書かれているそうです。「首里城の色は赤か黒のどちらかに塗装しようとしていた」や「メンソーレの語源は古文からきている」等、様々な事に関して書かれているそうです。
色々な沖縄に関する豆知識もあるので、沖縄旅行に行く際に持っていくと良さそうです。

上記の本の中からチャンプ本として選ばれたのが
『失礼な敬語』です。
以上 一之瀬による4/22 ビブリオバトルレポートでした。